刺身包丁-Messer

包丁を選ぶ

和包丁を購入する際に、どのような点に注意すればよいかをまとめてみました。 ご質問等はメールにてお気軽にお問合せください。

 

和包丁の柄は、洋包丁と違って、中子が単に木製の柄に打ち込まれた状態になっています。中子を焼いて入れ込むので、いったん入ったら、抜けないようになっています。

まず、包丁を軽く握り上下に振って、中子がしっかりとついているか、ガタガタしないか確認します。

 

バランス

包丁を持ったときに、手元に重みがあるか、そしてバランスが良いか確認します。バランスの良い包丁は、刃元から刃渡りの約4分の1ぐらい(B)のところに重心があります。

 

曲がり

包丁がまっすぐかどうかも大切です。まず、包丁の刃道を上向きにして、切っ先の方から見ます。切っ先部分が曲がっている場合が多いのでよく確認すること。次に包丁の向きを変えて、柄のほうから、刃を下に向けてみてみます。このときに柄がまっすぐについているかも確認します。

 

ねじれ

包丁が捻じれていないかもチェックしましょう。見方は、平らな平面に包丁を置いてみると良くわかります。(もちろん、刃の部分だけを平面に載せる。)ガタガタするものは、捻じれている証拠です。

 

包丁表裏に傷がないか確かめます。小さな傷でも、そこから刃を欠けさせる原因となります。

 

しのぎの状態を見る

刃道(S) しのぎ線(A) が平行に研がれているか確認します。